札幌でフラを踊る人のブログ

日々のレッスンとハワイとフラに関する覚え書き

レッスン

金曜日のレッスンは定員が15名。
スポーツクラブのプログラムの一つなので、毎回参加人数は変わるのだけれども、ここのところずっとMaxに近いご参加をいただいている。
今日も新しい方がお一人お見えになった。
膝と肩の調子が悪いとのこと。自己申告があったので、決して無理なさらないようにお伝えする。

このクラスのレッスンには工夫があって、受講する皆さんがローテーションしながら踊る。
普通、フラのレッスンは列の入れ替えをしながらやることが多いのだけれど、そうすると端の人はいつまでも端のままで踊らなくてはならない。
このクラスはバレーボールのポジションのようにローテーションしながら踊るのです。
前列後列の違いはあっても、真ん中になることも端になることも均等にあるので、いつも見辛い位置で踊らなくてはならない、ということはない。
なかなか工夫をしています。

約三年前にこのクラスを受け持った時には正直「踊り」というよりは「エクササイズ」の延長として受講している、という感じだったのだけど、最近はまったく違う。
質問からして違う。
「この時、目線はどうしたらいいですか?」とか「次の振りに移るタイミングは?」とか、質問の「質」が変わってきた。
もちろん、そういう意識に立って「フラはハワイの踊り」として捉えてくださっているのが嬉しく頼もしく思う。

有名ハーラウじゃなくても、一生懸命フラと向き合っている人がたくさんいる。
その人たちにハワイのこと、フラのことを正しく伝えることの責任に気持ちが引き締まる。
もっと勉強しなくちゃ。

さて、件の生徒さんはレッスンが終わるなり「先生、スカート(パウ)はどこで買えるんですか?」と訊きに来てくださった。
とても楽しかったのだそう。よかった。来週はパウを身につけて参加してくださるだろうか?
あたしもとても楽しみだ。