札幌でフラを踊る人のブログ

日々のレッスンとハワイとフラに関する覚え書き

ないものねだり

急に「あっさり」したフラが踊りたくなる。

感情表現だの、歌詞の理解だのはちょっと横に置いといて。
たぶんカネのフラみたいな、直線的というか直截的というか、そういうフラを踊りたくなってるんだと思う。
巷に蔓延るねっとりとしたフラに辟易としているのかもしれないし。
流し目ぱちーんなフラとか、やたらと湿っぽいエロティシズムなフラとか、イラネと思っているのであります。

まぁ何があったって訳じゃないんですけどね。
ガニ股且つ大股でお尻プリプリのフラの動画とか見ちゃったからでしょうかね。
カネのようになんか踊れないんですけど。ね。

はぁぁ。悩みは尽きない。

本物と偽物

今日はちょっと毒を吐くよ。

あのさー、フラ愛好家の中ですぐ「本物のフラ」って言い出す人、いるでしょ?
あれ、なんなの?
そもそも「偽物のフラ」って、どういうフラを指すの?
ハーラウに所属していることが「本物」で、公民館で踊るフラは「偽物」なの?
日本人の先生に習っていることが「偽物」で、ハワイのクムに付いていることが「本物」なの?
「本物」ってなに?教えて、偉い人!
「我こそは本物である!」と鼻息の荒い人の踊るフラが、どうしようもない尻振りダンスだったりするんですけどー。
踊りとしてのクオリティはどうでもいい訳?

わたしは、ですね。
「偽物」なんてないと思っているんですよ。
フラはフラ。
どこで踊ろうが、フラ。
そりゃさ、何の心得もない人がyoutubeで見たフラをコピーして他人様に披露していたとする。それはまぁ偽物よね。
でも、その人が「フラって素敵だ!ちゃんと学びたい!」となって、どこかのお教室の門を叩いたら、「脱・偽物」となる訳で。違う?
あんまりちっせーこと言ってるとさ、純粋なハワイアン以外踊れなくなっちゃうよ。
ハワイにだって100%ハワイアン(生物学的に)以外のダンサーはゴマンといるじゃないのさ。
素敵なフラを踊る人もいるし、現地のヒトだってみんなが超絶に上手い人ばかりじゃなくて、それなりのスキルの人は少なくないんだよね。
メリモに出場(今年は中止になったけど)する人たちはほんの一握りで、楽しく趣味として踊っている人の方が断然多いと思う。
それこそハワイの公民館(あるのか?)でフラを踊るおばちゃまたちと、日本の公民館フラと、そんなに違いがあるのかっつーことよ。変わらんと思うよ、あたしは。

「我こそ本物っ!」て口角泡を飛ばして主張しまくる人って、結局マウント取りたいだけなんだろうなぁって感じてる。
その人のフラが本物だというなら、アロハの心(みんな大好きなアレだ)で導いてあげればいいじゃないか、偽物フラの人を。
知識が足りないだけ。
スキルが足りないだけ。
そういう人たちを「偽物」って切って捨てる本物のあなたこそが、偽物撲滅に立ち上がればいいじゃないですか?
本物のあなたのフラを見てみたいなぁ、あたし。

新型コロナ禍

一向に更新されないブログにお運びいただき、大変にありがとうございます。

さて。

スゴイ病気が流行るものですね。
それなりに長く生きてきたけれど、まだまだ未体験のことが人生には押し寄せてくるものだなぁと思ってしまう。
おかげさま(なんの?)ですべてのレッスンが休講となりました💧
今年の目標として「毎日踊る」と掲げておりましたので、カラダが鈍るってことはないのですが、やはり生徒さんと一緒に踊れないのは非常に寂しいし、メンタルに多大な影響あり、なのであります。

ハワイアンミュージックに合わせてフラを踊ることでセロトニンが活性化される、というのはフラの先生でお医者様でもある原久美子先生が論文発表されていますが、独りで踊っていてもセロトニンは増えるんでしょうかね。
同じ方向を目指す仲間と、心を合わせて踊るフラと同じ、とはならないのかも。

先ほど、とある方からいただいたメールに「札幌でフラを踊る人さんの笑顔は素敵だから、その笑顔でパワーを送ってくださいね」と書かれていたのです。
読んだ瞬間に泣きそうになりました。
励ましてくださる方のアロハに応えられるように、笑顔を忘れずカホロを踏み続けよう、と鼻をグスグスさせながら誓うのでした。

イベント終わりました

先日のイベントは、細かな失敗がいろいろありましたが無事終了しました。
お運びいただいた皆さまには感謝感謝です。

生徒さんの早替え時間を確保するため、あたしもステージに立ちました。

が。

いろいろ失敗でした。
生徒さんよりもあたしの方が失敗だった。

まず衣装。
自分の中でのコンセプトは【大クプナのアニバーサリー】だったのですが(なにそれ)お団子を結う位置を誤り、レイポオの縦冠りができないという有様。自分が一番忌み嫌う【シャンプーハット冠り】となってしまい、舞台裏の姿見で無様な姿を確認するも結い直しは叶わず。
そしてフラ。
これはイベント終了後、生徒さんのご主人が撮って下さった動画を見てわかったのだけど、上半身がかなーりブレブレでした。どういう訳か肩が激しく揺れておりまして。
いただいたDVDを見直すと、フツーに歩いている時にも左足を引き摺っているように見えるのです。
この日は割と冷え込んでいたので、無自覚だけど膝痛を感じていたのだと思われ。なんてこったいまったく。
膝を庇って踊っているせい…のようです。あーあ、ステージなのにな。
その後もレッスン中の動画を撮ったりしたのだけど、そこでは肩は揺れていないし。
あーあ、イベントであんな風に踊っちゃうと「このセンセ、センスないわねー」と言われちゃうじゃないか。もぉぉぉ!あたしのバカバカバカ!!!!

ということで、しばらくは続くな、このしょんぼり気分は。

あけましておめでとうございます

元日早々、風邪っぴきです。
寒気と咳とクシャミと鼻水と関節の痛みに悩まされつつ、一つ年を取りました。
今年の目標は健康第一です(笑)
それはともかくとして、今年は何か新しいことを始めようと思っています。
それがフラの新しいクラスなのか、まったくフラに関係ないことなのか、本人にもまだわかっていない部分も多いのですが、ぼんやりしていることを形にしていきたいな、と思っています。少し時間をかけて。

一年の計は元旦にあり、なので、今年11月の舞台についての計画も立て始めました。
いろいろな制約のある中で、自分らしい演目を作り上げていくために必要なことをあれこれリサーチしています。

とはいえ、寝込んでいるのでできることは限られているのですが。

本業も3月まではびっしりと忙しく、その中で東京にも行って踊らにゃならんので気忙しい日々が続きますが、今年は優等生の自分を捨てようと思っているので(あ、これが今年の本当の目標かもしれない)、自分に負荷をかけてもやり切るのはフラだけにしたいと考えています。

なんだか備忘録のようなブログですね。

相変わらず我が道を行くワタクシですが、令和二年もどうぞよろしくお願い申し上げ奉ります。

今年もお世話になりました

あっという間に令和元年も終わりとなります。

今年は迷ったり迷ったり迷ったりしながらも、自分の色を少しずつ濃くして来た一年でした。
来年は相も変わらず生みの苦しみを感じながら、ハワイらしいフラを踊っていければと思っております。

またすぐに新年のご挨拶に出てまいりますが、本当に一年間ありがとうございました。