札幌でフラを踊る人のブログ

日々のレッスンとハワイとフラに関する覚え書き

癒される?

先週、今週と、契約書に何枚も署名しました。
…って書くと、なんかカッコイイけど、この時期は来年度(平成30年度)の契約を交わす時期。
わたしのようなフリーターはクライアントとの契約で動いているので、3月末と9月末はこんな感じなんですよ。
今年もクビが繋がりましたので、一生懸命働きたいと存じます。礼。<(_ _)>

よく言われるのです。
「フラって癒されますよね」って。
フラを知らない人からすると、ゆったりしたハワイアンミュージックに乗せて、これまたゆったりと踊る…そんなフラアウアナを見ると、雑多な日常から切り離されて、ストレス解消されるのかもしれない。それを「癒される」と表現するのかもしれない。

フラを踊るわたしにとって、フラは癒しか?というと、必ずしもそうではない。
自分の中に「癒し」という語彙が欠けているのか、ひとに「フラ」について説明をする時に「癒し」というキーワードを使うことがほとんどありません。
「癒し」という言葉を使うのに、照れがあるのかもしれません。流行り言葉を使うことに対する照れと同種のものかもしれません。
それに「癒し」という言葉を使うのは、どこか相手に「媚びている」感じもするのです。「ほらほら、癒されますでしょう?」ってね。
フラアウアナは、まだ「癒し」を連想するものですが、フラカヒコ(古典フラ)となると…癒しはどこに行った?となる。はず。

そもそも「癒し」という言葉は宗教的な言葉(キリスト教または原始的な呪術)であるし、今の日本で使われる「癒し」の意味は、もっと拡大解釈されて曖昧な使い方になっている。バブル崩壊後の「癒し系ブーム」からそうなった模様(Wikipedia調べ)。
わたしの場合、「癒し」という言葉の「使用前」「使用後」を見ているから、積極的に使いたくないのかもしれない。たぶん。

それはともかく。
フラを踊らない人で「フラは癒し」と感じている方は、ぜひフラを踊ってほしいと思います。
「癒される」というよりもパワーチャージされると思うし、それ以前にフラは難しくてカラダも脳もフル回転で、癒される間もなくレッスンは終わります(笑)
でもね、たぶん、すごく「シアワセ」は感じると思います。たぶん。

 (「フラは癒される」というご意見を否定するものではありません。あくまで、わたしの場合、ということでご容赦願います)