札幌でフラを踊る人のブログ

日々のレッスンとハワイとフラに関する覚え書き

レッスン!

レッスン行ってきた!

帰りの電車で泥酔したオッサンが、床に頭をめり込ませそうになっていた。オッサン、お疲れ。

今日も「笑ってー」「笑ってーー」と何度言ったことでしょうか。数えてないけど。
もちろん意味なく最初から最後まで同じ顔で笑って欲しい訳ではございませんが、仏頂面よりはずっとイイ、だいぶイイ、とてもイイので「今日イチの笑顔で―!」と声を枯らして言い続けましたよ。

なにせ金曜日のレッスンは45分一本勝負なので、ゆっくり笑顔の練習をすることが難しいのです。

わかっております。
笑えと言われて、ハイ笑いますよ、とはならない訳で。
笑うのだって訓練なのです。
わたくし、ビジネスマナー講師の端くれでもありますので、面接対策をやったりもします。その中で笑顔の練習をします。
受講者に鏡を持たせて「笑ってみましょう」、と。みんな笑顔を作ります。
いや、それは本当は笑顔じゃないのです。
みんな口角を上げてるだけ、なんです。
では、そのまま口元を手で隠してみてください、というと、あーら不思議。笑顔は何処へ?不機嫌な目がそこに残っていて、鏡を見ている受講者はみなギョッとした顔をします。目が笑ってないんですね。

笑顔は目が笑っていて、頬が高くなり、口角が上がり、歯が見えて、やっと笑顔と呼べる様相になります。
面接であれば「白い歯が零れる」程度でよろしいでしょうが、ステージで踊るとなると大人しすぎですね。
最近のラウハラガールズの合い言葉は「歯が八本」です。お間違えなきように付け加えると、「上の歯が八本」見えるように笑う、です。ハードルたっか!

仏頂面でラブソングを踊るのは滑稽です。
「あなたーどこにいるのー」と囁いているのに、ぶんむくれって。ねぇ。
どういう訳か「あなたー」と呼びかけているはずなのに、脳内で「おぬしー」となってしまう。恐ろしや、千鳥の影響力(笑)
でもホント、難しいのよ、我々ニッポンジンにとって「笑顔」は。

わたくしは、笑顔はササッと出ます。
というか、踊っている時は楽しくて嬉しくてしょうがないので、ずっと笑ってます。
昔、ポール・ハードキャッスルの「19」という曲で踊ったことがあるんだけど、一人だけニッカニッカ笑ってて、先生にこっぴどく叱られました(笑)
ご存知の方も多いと思いますが、この曲はベトナム戦争をテーマにした、重たい曲なのよ…でも、どうしてもどうしても笑っちゃうダメダンサーのわたし。
そして、父の葬儀の時の集合写真でもやらかしました。
写真、というとどうしても笑顔を作ってしまい、写真屋さんが何度も撮り直すので「ヘンだな」と思ったら、わたしが原因だったという💧
笑顔を引っ込めて悲しい顔したら即OK出ました💧ダメ娘じゃん、ねぇ。

来週でこの曲は最終回になりますが、チームミノアカのみなさん、名前の通りの素敵な笑顔で踊りましょうね!